ども、とんぼです(●)´`・)
先日DVDを見てから「君の名は。」に完全にハマりました…
昨年、あれだけ話題になったのはダテじゃないですね。
そもそも入れ替わりモノが好きなとんぼとしてはネタ的にヒットだったので
見たらハマるのは若干分かってたんですよ。
でも昨年はなかなか映画を見に行く時間を作れなくて
DVDで我慢するかと待っていたところにこの衝撃。
無理してでも映画館で見ておけばよかったと後悔しましたよw
以下、ネタバレ回避用に「続きから読む」につらつらと書いていきます。
この小説のあとがきに新海さんが書いているのですが
映画と小説は同時進行で制作したそうです。
なのでどちらが原作とは言い難いとのこと…
そんな経緯もあってか原作が小説の映画にありがちな
「原作のあのシーン、カットされてるやん!」
というのがほぼありません。
映画を基に忠実に小説をつくったらこうなるかなという感じ。
じゃあ、読まなくても良いやんというのは早い。
映画では分からなかった瀧と三葉の心情が描写されてるんです。
例えば、カタワレ時に瀧と三葉が出会うシーン。
瀧が組紐を返して、三葉が髪を結った後に「似合う?」と聞くも
瀧が照れてそっけない返事をして、三葉が「思っとらんやろー?」というやりとり。
とんぼは瀧が照れくさくて返事したのが誤解して伝わったのかな?
と思いきや、小説を読むと瀧が黒髪ロング好きで単純に似合わないと思ったのが
伝わったということが分かります。
瀧、許すまじ(´Д` )
他にも、終盤で三葉が彗星が割れたことに気を取られ、
つまづいて、転がり立ち上がれなくなるけど
手のひらに書いてあった「すきだ」の文字で気力を取り戻すシーン。
この後の三葉の心情で「分かった。私、恋をしている。」的な描写。
もう、なんかね…ごちそうさまでーす(//∇//)
というように、「君の名は。」ワールドに浸りたい人に
おすすめな一冊です!
今回の満足度は★★★☆☆。
読んで映画が補完されて満たされるとこもあったのですが
やっぱ、映画にはない描写がたくさんあったり、
後日談があったりしたら嬉しかったなー…なんてないものねだりですw