iDeCoについて調べてみた件。
ども、とんぼです(●)´`・)
先日の更新は「ふるさと納税」についてでした。
今回も資産運用ネタ。
少し興味があったので、自分の勉強を定着させるためにブログでアウトプットします。
興味のある方は、ご覧ください(゚∀゚)
確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは
正式には個人型確定拠出年金で、確定拠出年金法に基づく私的年金制度です。
世の中には様々な個人年金のシステムがあります。
その中でもiDeCoの大きな特徴は掛金、運用益、給付金を受け取るときに
税制上の優遇があるということです。
原則として、掛金は60歳まで拠出し、原則として引き出すことはできません。
60歳以降になったときに、老齢給付金という形で受け取ることができます。
なお、税制上のメリットは大きく分けて以下の3つになります。
メリット① 住民税と所得税が軽減される
iDeCoに拠出した掛金は全額、所得控除の対象となります。
例えば、年収700万円のAさんが毎月23,000円を積み立てると
1年間で約83,900円の所得税・住民税が軽減されます。
(個人の状況によって軽減される金額は異なるので、あくまでも例です)
もっと具体的に考えていくと…
年間の支払額
23,000円 × 12か月 = 276,000円
そのうち、税が軽減されるために自己負担しなくても良い金額の占める割合
(分かりづらいですが、減税されることで自己負担しなくても良い割合のこと)
83,900円 ÷ 276,000円 = 0.303… → 約30%
上の計算から分かる通り、拠出した掛金のうち3割は自己負担しなくていいのです。
クレジットカードのポイント還元が1%で高還元であることや
東証一部での株式投資の平均利回りが2.41%なことを考えると
資産運用として破格の利益を生み出しているのです。
この部分が他の制度にない、iDeCoの最大のメリットです。
メリット② 運用収益が全て非課税になる
iDeCoでは、拠出した掛金で投資信託を購入することが基本となります。
株や投資信託の収益は、通常20.315%の税金がかかります。
しかし、iDeCoで得た収益には、この税金がかかりません。
まぁ、このメリットはNISAやつみたてNISAと同じではあるので
iDeCoだけのメリットというわけではないですが
60歳までということで、必然と運用期間が長くなるのでメリットは大きいです。
メリット③ 受け取りの際に控除が適用される
iDeCoで60歳以降に受け取る資産を老齢給付金と言います。
この老齢給付金給付金には受け取る方法が二つあり、
「一時金として受け取る」「年金として受け取る」かを選択できます。
「一時金として受け取る」場合
退職所得とみなされ、退職所得控除の対象となります。
この退職所得控除では、積立期間=勤続年数と置き換えられ
以下の額が非課税となります。
積立期間が20年までの場合
40万×積立期間(20ねんまで)
積立期間が20年を超えるの場合
上記の金額にプラスして
70万×20年を超える積立期間
※なお、上記の額を上回る場合は、上回る額の半分が課税対象になります
「年金として受け取る」場合
公的年金控除が適用されます。
この公的年金控除は、収入や年齢に応じて一定額が引かれるようですが
詳しくは調べていませんので、気になる方は自力で調べてみてください(丸投げ
以上が、iDeCoのメリットになります。
拠出する掛金については、制限はあれど途中で変更できるところが多いようです。
とんぼが気になっているSBI証券のiDeCoでは1〜12月の間で1回だけ変更できます。
何かと支払う税金。
こういった仕組みを使ってなるべく減らして、資産を有効活用しませんか?
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