著者:藤野英人
発行:2013年2月25日
価格:税別820円
とんぼ’s満足度:★★★★(2017年8月15日現在)
レオス・キャピタルワークスのCIOである藤野氏の著書。
代表的なのは「ひふみ投信」ですね。
日本人のお金に対する執着や独特の思考をはじめ
幸せになるためのお金に対する捉え方について書かれています。
いくつか響いたワードがあるので、以下紹介。
お金の使い方に自覚的になる。
これってすごい大切なことだなと思います。
有限であるからこそなんとなく使うのではなく自覚的に使う。
買うもの一つとってもよく考えて、意味のある買い方をする。
「買ってみた」記事でモノと向き合う当ブログの趣向とマッチしてます。
真面目とは本気であり、真剣であり、誠実であること。
妙に納得してしまいました。
法律やコンプライアンスを遵守しているから真面目という訳ではなく本質的なこと。
まだ、うまく言葉にできないのですが「信念」とか「責任」と通じる解釈だなと。
とんぼも「真面目」でありたいものです。
頑張り屋を評価するのではなく、価値を提供できる人を評価する。
日本的というかなんというか、やはりとんぼの周りでも
「サービス残業でもなんでも時間を掛けて頑張り続ける人」
が評価されてます。
それって違いますよね?
定時に帰宅している人であってもちゃんと価値を提供できるのであれば
むしろサービス残業している人よりも評価されるべきだと思います。
そんなこんなで、とんぼに新たな視点をくれたり
自分の考えを後押ししてくれたりと読んでよかった一冊でした。
藤野氏が運営している投資信託を買いたくなる一冊です 笑